著作権侵害にならないために


●インターネット上での利用

他人の画像、記事、音楽などを使用・掲載する際は、その権利者の許諾が必要です。

無料素材の場合、一定の範囲内で使用料がかからないというだけで、権利自体は著作者サイドが保有していることがほとんどですので、利用規約をよく読んで利用する必要があります。

 

●自分で撮影した写真や動画

自分で撮影した写真や動画の著作権は、撮影した方にありますが、その被写体やBGMには注意が必要です。

その写真や動画に他人の著作物が写り込んでいるものなどをブログやSNSにアップすると、軽微なものなど一定のケースを除き、著作権侵害になる可能性があります。

 

 ●非営利目的の利用

非営利目的であれば、一定の条件の下、権利者の許諾なく利用できる場合があります。
<該当するケース>
・「上演」「演奏」「口述」「上映」に該当する利用で、無料で且つ出演者にも報酬が支払われないような場合(学校の学芸会や運動会で音楽を流す場合、無料上映会など)


※なお、音楽をBGMとして流す場合、市販のCDを使用することは問題ありませんが、市販のCDからCD-Rや音楽プレーヤーなどにコピーしたものを使用する場合は、著作権者および著作隣接権者から複製にかかる許諾を得る必要があります。
 

<該当しないケース>
・企業が行うもの

企業の場合は、たとえ無料で行うものであっても、「非営利」には該当しませんので、著作権者の許諾が必要です。(企業の活動自体が営利を目的とするためです。)

●結婚式でのBGM

市販のCDを再生する場合で、著作権管理事業者(JASRAC等)の管理楽曲であれば、当該事業者と包括契約を結んでいる結婚式場でしたら問題ありません。
(結婚式場に事前確認することをおすすめいたします。)


※市販のCDからCD-Rや音楽プレーヤーなどにコピーしたものを使用する場合は、著作隣接権者から複製にかかる許諾を得る必要があります。